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段ボール作家「田中和之」の世界

滋賀県にも段ボール作家がいます。田中和之さんです。彼が段ボール作家となったきっかけは、滋賀県の伝統的焼き物、信楽焼のツボからでした。友人宅に遊びに行った時の立派な壺を欲しいと思ったが高価で買えなかったので、家にたくさんある段ボールで壺を作れないかと考え、作品を作ったのが始まりだそうです。田中氏は段ボールの素材としての特徴として、一般的に考えられている『固くてもろい』という印象とは異なり、実際は柔らかくて柔軟性のある素材だと言っています。
彼の信念には、ものを大切にするということを子供たちに伝えたいという考えがあるようです。「梱包に欠かすことのできない段ボールは、一度その役目を終えてしまうと、多くは捨てられ、使い捨てという言葉が当たり前になり、限りある資源を無駄にしてしまっている社会。リサイクルという考え方は非常に重要だということを、段ボールアートに携わる中で再確認した。」とあるインタビューで答えています。
彼の作品は非常に柔らかな線のものが多く、段ボールでここまで柔らかな線が出せるのかと思う程です。動的な作品よりもツボやアンティーク調のタンスなど置物にして鑑賞するような性的作品が多いのも田中氏の特徴です。彼がきっかけとして高価なツボを段ボールで再現したいという気持ちは、その他の作品にも表れています。骨董品などに興味はあるがなかなか高価で手が出せない人が複製品として手元に置いておきたい、そういう作品群が並んでいます。


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芸術作品になる段ボールですが、そこのは強化段ボールの存在があったからできました